bijoux寺口の環境2 / 店主k その2 |
2004年5月21日 |
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当店はJR小松駅前に立地する商店街の中にあります。中央通り商店街の出口付近で、この辺りは猫橋と呼ばれる場所です。 全国的に地方都市の商店街は沈滞化していて郊外型ショッピングセンターに人は集まっていますが、ここ猫橋辺りも同様で、ゴールデン・ウィークに来店されたお客さんはあまりの静けさに戸惑っている様子でした。郊外のSCは満杯で車を止める場もないとのこと。 徹底したリサーチに基づくSCは、売れるもののみがあふれかえり、経済界ではそのように人が集まる場を「勝ち組み」と最近呼んでいますが、そんな風には見えないんですけどね。 そこには人の重要性は見えてきません。お愛想よく「いらっしゃいませこんにちわ」を繰り返しています。 その続き「ヨッ、ダンナ、エエの入ってまっせ!」とはマニュアルに入っていませんが、商店街には残っています。SCではありえない、話すと止まらない奥さんや、無愛想な主人達がいつ売れるとも知れない商品を思い入れを持って磨いています。 時折、通りの有線から流れるサイモン&ガーファンクルが心地良いですよ。 是非、散歩がてら商店街に寄ってみて下さい。
写真(上) 店の駐車場から見た「ネコバシ銀座」昼さがりの路地。 写真(下) SIMON&GARFUNKEL「水曜日午前3時」のLP,1964年3月。 写真をクリックすると拡大画面になります。 |
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