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「学生時計」が時計屋さんから姿を消したことについては前回に書いたとおりですが、この三月、当店で販売した時計の中で意外な購入者が浮かび挙がったのでした。 それは「学生時計」ではなく「就職時計」だったのです。 考えるに学生さんより社会人になったほうが腕時計は必要ですね。 選ばれる時計はキチンとしたもの、これも共通しています。持ち物の印象は小さいものにこそ、そのセンスはよく現れます。Gショックでは許されない会社の雰囲気、金ぴかが除外されるのは当然で、今から働く、という決意が選ぶ人に感じられてこちらもつい力が入ってしまいました。 この春のお勧め時計、特に若い方にはSEIKOのアルピニスト自動巻きは良い時計です。方位計のインナーベゼルを備えたこのモデルは当店では静かなベストセラー時計なのですが、今回自動巻きに変更となり、よりマニアックで思慮深い印象になりました。200m防水の自動巻きです。 では、明日から新社会人として働く方にエールを送ります。 価格は\57,750(税込み)です。 画面をクリックすると拡大画面でご覧頂けます。
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