Full House時計の謎 |
2006年4月28日 |
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近年の機械式時計の多くがシースルバックで精密な機械を眺めることが出来ます。特に手巻きは自動巻きのローターもなくギアの動きまで全てを見ることが出来るので単に時間を知るだけでなく、癒しの道具としての機械を楽しむことが出来ます。出来れば昔ながらのロービート・ムーブメントが音も心地よくお勧めです。ユニタス社製の懐中時計用に開発した6498-1をベースにする手巻きは各社が手掛けており、価格も手頃に設定されているので機械を楽しめる時計です。 ギタリスト、ウェス・モンゴメリーが1962年6月のライヴ盤として有名な「Full House」のジャケットの左手首の腕時計は明らかに1940年代の角型手巻きの金時計です。ライヴの一こまではなく、過去のウェスの写真からおこしたイラストであったと思うわけです。 写真上 : Eberhard&co ユニタス6498-1をペルラージュ仕上げした手巻きムーブメント 写真下 : Wes Montgomery 「Full House」LPジャケット
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