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ポーセリン・エナメル文字盤の歴史は古く、機械式時計の始まりと同時といってよいと思います。
ポーセリンとは、ガラス質の釉薬を金属素材に高温で焼付けたもので、工芸品の七宝焼きと同じ工程で焼き上げられたものです。
高度な手作業を必要とするため、現在は殆ど腕時計に使われていませんが、パテック・フィリップの「トロピカル」やユリス・ナルダンの「サンマルコ」が有名なポーセリン・ダイヤルです。
アンティーク時計には、こういったポーセリンの文字盤が時折ありますので、注意して見ると面白いと思います。
最近セイコーが発表した「presage」は「ほうろうダイヤル」が売りの自動巻です。非常に手間と製造難易度の高さが要求された職人の手による・・・という説明をしています。
価格は\84,000(税込)
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