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パソコンやケータイを持たない人の話はたいがいおもしろい。 自らの経験から出た話は説得力と意外性があるからです。 若いということは経験不足ということで、時計の話をしていても、パソコン、雑誌の知識で成り立っている場合が多くあるわけです。 最近の時計雑誌に載っている高級時計にしても、我々を含めて当然現物を持って対話しているわけではないので、本当の経験としては語れるわけはありません。現在は実経験なしに全てが成り立つ世界のように感じています。 オメガ・スピードマスター1960年代に使用されるCal.321の機械は自分にとってリアルなものです。今見てもその機械のすばらしさはその時代のみ作り得た気がしています。何というか・・・ごまかしがない世界を感じるわけです。 友人宅に行ったら古いJAZZの美人ジャケ・レコードが飾ってありました。オリジナル1950年代から1960年代のものでした。 ジャケ買いのものですが、それ以上の価値を感じてしまいました。
写真上:OMEGA / Speedmaster 1967年製 写真下:レコードラックのジャケット
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