2021年7月4日
風防内のくもり
近頃はかなりダメージのあるアンティーク時計が気になっていて、自分でも時々使用していますが、梅雨時の場合、気をつけていても風防内が曇ることがよくあります。非防水の時計の場合仕方ないことではありますが、エアコンの効いた店内で、15分ほどで置いておくと曇りはなくなります。非防水の時計を防水時計にすることは出来ませんので、そこら辺は気をつけてお使い下さい。
SEIKO : Crown-Self dater 1950年代・手巻
15分程 エアコンの効いた店内でくもりもとれてきた様子
プラ風防には経年のヒビがありますが、それも気にいっているのでそのまま使用しています。そこから湿気が入ったのかもしれません。
水没で水が機械内部に入った時は、すぐに裏蓋を開けて乾燥、あるいはオーバーホールをする必要があります。
ROLEX : Oyster "ROYAL" 1930年代・手巻き
かなりのダメージを負った文字盤ですが、これはこれで味わい深いモノです。ムーヴメントのダメージはそれほどではありませんが、裏蓋に3箇所亀裂があって、その部分の修理も必要となりました。
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