2014年10月28日
赤瀬川原平さんが亡くなった
「老人力」以降、世間によく知られるようになった作家
氏をはじめに知ったのは「ガロ」に掲載される漫画家でした。
無用の建築物、構造物を「トマソン」と呼び、路上の観察者として
有名な芸術家でもある。
ちなみに「トマソン」とは昔、巨人軍にいた助っ人外人で、
何の役にも立たなかった選手の名前らしい。
通算打率は1割8分7厘、本塁打ゼロがその成績
「老人力」以降はともかく、
なにを生業に食べているのか分からない人で、モノの観察眼は面白く
ライカやら時計やらあらゆるジャンルに及ぶが、自分の好みのモノが
多いので暇があれば眺める数少ない作家でした。
LUNOR : 両テンプルが収縮し、コンパクトな木製ケースに収まる
赤瀬川氏は老眼鏡として使用していると本にはある。
デビュー作「おざ式」1970年
つげ義晴「ねじ式」のコピー商品のような作品で、大衆受けは
あり得ないのが赤瀬川漫画の特徴でもある。
世界に誇る日本の・・・というククリには収まらないタイプの一人
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